2016/07/26

いいひとたちとはなす

おもに写真用に使っていたmacbook pro 17inchがいきなり不具合。
1年ちょっと前にAppleからリペアプログラムが発動されてロジックボードの無償交換というリコール対象の症状とまったくおなじ、
電源をいれて起動させようとすると画面がストライプ状になってシステムが起動できないというもの。
リコール前までは1年くらい、ときどき発症したりときどき正常になってたりしたのでこまめにバックアップをとっていたり
あまりメインでは使っていなかったのだけれど、交換後はちょっと安心して写真関係の作業はほぼこのマシンでやっていたので
ある程度まとまってからバックアップをとる感じになっていて、この3カ月ぶんくらいの画像データがほぼ闇のなか。



何度となく再起動と修復プログラムを試したけれど、一向に正常になる気配がないので
とりあえずなんとかせねば、とAppleサポートに電話をしてみる。
オープン受付のサポート担当→スペシャリスト→ケアサポート担当と次々電話を引き継いで
半日がかりで不具合の状態把握とシステム的には修復不能なことを理解してもらったけれど、
リコールのリペアプログラムは1回きりで今度は有償になるという。
ロジックボードの不具合は明白な上に、その原因は筐体設計上の問題だということも
Apple内のユーザーフォーラムやFBのグループページでさんざん言われてきたことで、
交渉のすえ「今回は特別に」というエクスキューズつきで無償修理してくれることになった。
交渉とはいってもそれほど強くねじこんだというわけではなくて、
どちらかというと「困ったなあーつらいなあー」というような泣き落としの感じだったけれど。

もともと、ひとが厭がることめんどくさがることをさせようとしたり頼んだりするのが苦手なので
交渉ごとはとても不得意だし、仕事でもプライベートでも自分から人にものを頼むことはあまりない。
電話も苦手だし、サポートセンターに電話して納得のゆくサポートを受けられたこともあまりないので
今回も、あまり期待せずにとりあえず電話してみた感じで無償修理が可能かどうかを確かめたくて、
修理をしなければ困ったことになること有償修理となるともっと困ったことになること
17インチのmacbookが現行ラインナップにないので続けて使いたいことなどを正直にお話しただけで
ダメならしょうがないなあーという感じでいたら、向こうが事情を鑑みてくれた感じ。
交代で話した電話の向こうの3人とも、それぞれ自分の職務の範疇で親身になってくれて理解も早く
この手のサポートセンターの対応にありがちなイライラすることもなくて
終始ふつうのトーンで快くお話することができた。
いい結果になったからというだけではなくて、ちょっとAppleを見直した。

どうもいいことがあまりなくて、特に人に対する不信感が募っていたり
人とのコミュニケーションに疲れがちなこのごろだっただけど、ひさしぶりにほっとして心がやわらいだ。
あとは、闇のなかのデータを取り出さないと。




写真はDTPの仕事メインに使っている別のmacにコピーしていた最新のデータ、4月半ばの画像。




0 件のコメント:

コメントを投稿