2015/10/15

LICC2015 Shortlistに

LICC (LONDON INTERNATIONAL CREATIVE COMPETITION)2015

建築からプロダクトデザイン、パフォーマンスや動画、絵画や写真まで、クリエイティブなもんみんな一緒くたにまとめて品評するコンペティション
London Creative Awards, LICC 2015の結果がアナウンスされました。




映像作品「gohan」がshortlist




水写真のシリーズ「waters」がhonorable mention
にそれぞれノミネートされています。




ロンドンで行われるAwrardイベントで発表される「2015 LICC ARTIST OF THE YEAR 」には、
Final selectionにノミネートされた15作品の中から1人が選出されるそうですが、
日本人フォトグラファーのフォトグラファー ・HALさんや、花写真でPHOTOVOGUEでは常連のKate Scottさんら
15人のなかには知った名前の写真家がいて、そういう人が受賞してくれれば認知度のあまり高くないこのコンペも
もう少し注目されるだろうなあ、とちょっと期待しています。

Shortlistにノミネートされた映像作品「gohan」は、6月に仏マレ地区で開催された日本食イベント「C'est Bon! le Japon」での上映用に作った映像作品。
元ロカ店主・木村緑さんに日本酒1本の謝礼で出演協力いただき、知人が共同運営する南船場の古ビルの一室「サロン・ドゥ・螺」で撮影させていただいたもの。
各方面ご協力いただいた方々に感謝します。

※コンペティションサイトの映像へのリンクがきれているようなのでこちらに。
https://vimeo.com/131169296

2015/10/12

MATSUTANI CURRENTS

西宮大谷記念美術館で開催中の「松谷武判の流れ」展。
西宮市政90周年記念展だそうで、全作品撮影可。若き西宮市長がFacebookで「どんどん撮ってSNSやブログで拡散してください!」と大プッシュしています。
ということで、内覧会に続けて開催初日にカメラを持って「撮る」目的で行く。















遠目に見ると漆黒に見える画面は、よく見るとさまざまなトーンの黒を含み、ゆるやかに流れる液体が時間を留めて固着する。
画面上に現されたオブジェクトの形や濃淡はほぼ無作為によって形成されたものだろうけれど、その基には綿密な計算があるのだろう。
作者の自己主張やわざとらしい作為をまったく感じることなく純粋に画面にはいりこめることができるからこそ、見るものの心を震わせる。
無機質なのに有機的、無彩色なのに逆に色っぽい。
どう見るかどう感じるかは人それぞれでいいと思うけれど、自分にとって松谷作品から感じるものは「穏やかな性」。
静かに身体の奥でゆっくりとゆっくりと湧き上がりふくらんで揺蕩う、美しくてやるせない本能みたいなものを感じます。

西宮市制90周年記念  松谷武判の流れ MATSUTANI CURRENTS
2015年10月10日(土)〜12月6日(日)
(水曜日休館)
11月3日(火・祝)は無料開館
午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)

2015/10/04

IPA入賞していました。

先日のIPA [International Photography Awards] 2015。

バラの写真が、Nature/Flowers部門で3位に入賞していたことを人から教えられて知る。
撮ったのは5年前だけれど、思い入れのある写真。
あらためて今の心境で現像しなおして、今の写真としてかたちにしたものなのでとても嬉しい。