2013/05/12

雨の週末。雨上がりの九条。「アニメーションでみる『絵本 化鳥』展」。

朝から雨のそぼ降る週末。やみかけては降り、空は重く暗く。





ガラスのサッシでオープンだったアンポポの貸本スペースには白い壁ができ、かわいい扉がついて、オガやんのごはん屋の開店準備が着々と進む。


夕刻には雨があがって、まだ厚い雲の切れ間に映る夕焼けの端っこを見ながら西へ向かう。




コボウズ(イラストレーター/中川学)さんと青木どん(デザイナー・アニメーター/青木香)、鬼軍曹(泉鏡花記念館 学芸員/穴倉玉日)の三氏による「絵本化鳥」の製作とアニメーション化のいきさつや秘話などのトークと、山口智氏の演奏で「音できく『絵本 化鳥』。
泉鏡花の世界を、絵本へのテキスト再編集/イラストレーション描起し/アニメーション化、そして音楽と、それぞれの力量で見事に再現したオトナの仕業。特にアニメーションは、基本的にアニメ嫌いの自分でも映像世界にひきこまれてしまうような、抑制のきいた完璧な出来で、敬服しきり。



名古屋からかけつけたひげフレディー氏とも再会。
アニメーションだけではなく、壁面には絵本から切り出された鳥かごの鳥がキャンバスプリントと、天井からは実際の鳥かごの中にいれられて下がる。
展示としても楽しめる「アニメーションでみる『絵本 化鳥』展」は5月18日まで。

cafe hamsh

5月18日(土) 
「絵本化鳥」制作夜話  open 18:00 / start 19:00 入場無料
 トーク:中川学×泉屋宏樹(装丁)×上田晋(書家)

2013/05/05

G.W.Ⅱ










ゴールデンウィーク。
知らない駅で降りる。
旧友に会う。
マイクの前で喋る。
電車に乗る。
鉢植えの花を買う。
食事しながら近況を聞く。
公園で本を読む。
花を愛でる。
そんな感じの。

2013/04/30

G.W.

白トビのゴールデンウィーク。





大阪駅は人でごった返してるとの話。いつまで続くのかは知らないけれども。
新しいものができればとりあえず実際に見たり体験しておくのはいいと思うのだけれど、
自発的にいつそこに行くかでヒトの質だとか志向だとか生き方みたいなものが、
ある程度は判断できると思う。

横手から招き入れられる人の存在を知りながら行列に並ぶ人の自尊心の無さと克己心の強さたるや。

2013/04/25

GRAND FRONT OSAKA (B面)

すっかりヒマになって、GWを目前に控えて新しい仕事探しってのもナンなので
何年もほったらかしにしていた仕事的オフィシャルHPのリニューアル作業をしたりしていた。
明日グランドオープンのグランフロント大阪の関係者内覧会に出かけたことなどを
つまんない写真と毒のない文章で記事にしてみたりしたが、どうもすっきりしないので、
こっちに「社会的にあまり好ましくないと思われる」けれど自分的には好きな画像を。








短め白パンツで素足にスニーカーあるいはローファーがメンズのトレンド、女子はとりあえず脚。ショップの内装を担当したのか商品を卸してるのかPOSシステムを納入したのかなんだか知らないけど、ファッションやらトレンドやらにはまったく無縁そうなスーツ族は、挨拶終わってからも帰るに帰れないのか退屈そうに踊り場でぐったり。
下から上へとフロアをぐるっと見て回っているうちにお腹が痛くなったので、たぶん6階くらいでトイレを拝借。便器に腰かけながら、これから何年か何十年かと続くのかわからないけれど、梅田のランドマークとなるであろうこの商業施設グランフロント大阪の歴史上において、そのトイレで用をたすのは自分が初めてなのではなかろうか、と思ったら、なかなかの感慨をおぼえたりした。

2013/04/24


暑いくらいにあたたかな日にうかうかとしていたら
また真冬なみの寒さに襲われて、それが緩んだと思えば雨が降る。
安定しない天候のごとく精神も浮沈して、幸福感が強かったぶんユーウツも重い。


2013/04/18

極論的自分本位(人間だもの)。


たとえばフツーの50歳のオッサンといえば、役員の顔色をうかがって部下の機嫌にも気を遣いながら定年まで会社がつぶれぬようにと祈りつつ社歴25年の中間管理の職務を全うし、やっと3分の1ほどローンの支払いを終えた郊外の建て売り住宅で二人の子どもと目尻に小皺が目立ち始めた嫁を養い、風呂上がりに冷や奴なんかをアテに発泡酒を飲みながらテレビを見て、風呂はいって屁こいて寝る。というような日々を送っていたりするのだろう。
ホントはそんなヤツはいないんだろうけど、それが世間一般の「フツーの50歳」のパブリックイメージだ。

生き方なんて人それぞれでいいと思う。年齢に相応の生活レベルや考え方なんていうようなものも本当はないはずだ。それぞれ違っていていい。自分にとって大事だと思うものがあるならそれを優先させるために失うものがあったとしてもそれはそれでしょうがないのだ。そしてそれはみんな同じである必要などないし、フツーと違っているからといって責められるべきことでも恥じるべきことでもない。自分が大事だと思うものを守ればいいのだ。それが「世の中」や「社会」であるならそうすればいいが、そうでもないのに世の中のためのことを考える必要はないしそんなふうに思えない自分を卑下することもなければ己を犠牲にすることもない。「ジコチュー」や「自分本位」というコトバはしばしば非難的に用いられるけれど、世のため人のためではなく自分のために生きるのはそう悪いことではないんじゃないかな。と、あらためて思う。世の中や自分ではなく誰かのほうが大事だと思えば自ずと自分本位ではなくなるのだろうから。

「男の責任」だとか「落ちついた生き方」だとか「真っ当な生活」だとか、「一般的」や「世間では」などというありもしない基準を言う人に対して、うまくごまかすのではなく正直な気持ちで納得できないことをコトバにするうちに、自分の中でもやもやとしていた思いが次第にはっきりとしてきて確信に変わる。そんな生き方はしたくない。目の前に死を臨んだときに自分が「ああよく生きた」と思えるのはけっしてそんな生き方だとは思えないのだ。さらに老いてカラダの自由がきかなくなったり心が弱れば後悔することになるのかもしれないが、少なくとも今の自分にとってはそんな自分の在り方を選ぶほうが悔やまれるとしか思えないのだ。もっと自分本位でジコチューに生きていきたい。人間だもの。

2013/04/11

戯画2013 春。

各方面から祝辞メールやら電話をもらい、ついでな感じで頼まれて、
ひさしぶりに戯画など描いてみた。


「バタフライのように溺れる」というフレーズに添える画。
ひさしぶりに描いたので筆に勢いがついて、頼まれもせぬものもオマケに描いて送った。
カーディガンに靴下でも今日は寒いと愚痴る本町あたりの制服の年増OL。
聞くだけ聞いといて最後に釘を刺す意地の悪い船場あたりの社員10人規模の卸問屋の古参経理係。
そして、ネットで調べ物をしていて出会い頭に閲覧した真梨邑ケイのお色気動画から。




「最後のは個人的に楽しみます」と言われたので、自ら晒しておくことにする。
真梨邑ケイは不採用のようだけれども、版権フリーで提供したその他の過去に描いた戯画や写真は、
敬愛する短歌青年の主宰する歌人ユニット「何らかの歌詠みたち」の手によって
冊子やポストカードに編纂されて、この週末、
堺市で開催される「第十六回 文学フリマ in大阪」にて、販売されるもよう。
興味とお時間のある方はぜひ、堺くんだりまで出かけてみてはいかがかと。