2014/10/17

快挙。

写真家イイマユミが、ロシアの国際写真コンペ「MOSCOW INTERNATIONAL FOTO AWARDS」にてプロフェッショナルFINE ART部門 STILL LIFEカテゴリ−にて1位を獲得。
今年が第一回の国際コンペティションではあるけれど、入賞作品のクオリティや入賞/入選者の顔ぶれを見ても他の国際コンペティションで入賞していたりよく見かける名前が揃うレベルの高いコンペ。
世の中のネガティブ面とかマイノリティをピックアップしてドキュメンタリーにしたてる「作品」が流行の作家志向的なコンペとは趣が異なり、アドバタイジングからエンターテイメント、ドキュメンタリーからアートまで、広い範囲で写真としての表現の可能性や魅力を探ろうとするコンペであって、ましてやメーカー主催のコンテストやイベントのおかずとしてあるようなものでもなくて、この1位の意義は大きくて高く評価されてしかるべきものだと思う。


作品のテーマは「枯れてもなお美しく」。
写真を始めて間もない頃に国内コンペで入賞した「枯れゆくバラ」の美しい写真から一貫して枯れゆくものや廃れてゆくものに視線を注ぎ、忘れ去られてしまいそうになりながらも依然としてそれらが内に秘めている力や美しさを写真作品にしてきた写真家本人にとっても、原点ともいうべき被写体による表現が評価されたこともまた喜ばしいことではないかと思う。
写真というものを撮り始めてまだ数年、技術や知識の蓄積はまだ途上のようだけれども、幼い頃から親しんできたという芸術的素養からすでに形成されていたのであろう表現センスの秀逸さと、世の中の人やものごとに対する理解や判断についても表面的にではなくその本質や自分のなかにある基準によって為そうとする純粋で潔癖な人間的要素が、写真作家としての表現や作品を独自的なものにしているのだろうと思う。
初めてカメラを購入するところから見てきた自分にとっても、ちょっとだけ先輩として我がことのように嬉しい。


MOSCOW INTERNATIONAL FOTO AWARDS
2014 Winners


MAYUMI II Photographie

2014/10/15

なにかが降ってくる。


絶対的な神さまとかいうものが、信じようとしてもなかなか信じられなくてそれ自体が悲しいのだけれど、
人のチカラじゃどうにもならないようなことがどうにかなるような奇跡的なことだとか、
考えてもよくわからなかったようなことが突然はっきりとわかったり確信できたりするような
「天啓」だとか「頭のなかになにかが降ってくる」とかいうのはあると思っていて、
朝起き抜けに突然「旅に出なければならぬ」と思ったりだとか、ふと思いついて「会社勤めをやめる」と決めた
なんていうようなものは、損得やリスク成算勝算、効果効能みたいなことを考えたものでもなくて、
世間のしがらみやまわりの人間への配慮遠慮などからも解放されて、
逆にひとりの人として本人にとってはとても純粋で本当のことであるような気がするし、
あれこれ迷ったり悩んだりしているようなときには、いちばん正しいことのような感じがする。

わりと現実的な夢をみていたようでまだ暗いうちに眼が醒めて、
横になったまま、薄ら明るくなっていく窓の外を見ながらぼんやりとしていたら、なんかが降ってきた。
ああ、そういうことなのかな。と思うと、なんでこうなっちゃうんだろ。とずっともやもやしていたことが
少しだけその理由が見えてくるような気がして、けど二度寝すると忘れるかもしれないので
そのまま起き出してコーヒーを淹れてタバコをすってるうちにすっかり夜が明けた。
降ってきたものをうまく言葉にできるかどうかわからないけれど、なんとなくちょっとわかった気がして
それは信じていいことなんじゃないかなあと思うし、誰かにもお話しておきたいと思う。

ウダツがあがらず低調が続く、こと仕事に関してはコレというような変化の啓示はまだ降って来ないので
まだまだこのまましんどい感じで続けておけ、ということなのかなあ。とも思ったり。
古本屋をやろうかなんていうのは、やりたいなあいっぱい本あるしいいかなあとかいうような
愚者の思いつきによる現実的な愚考なんだろうから、たぶん「正しき天啓」ではないようにも思うしな。
と、いうことで仕事ください。

2014/10/07

絶叫委員会


穂村 弘
2010年 筑摩書房刊

買いました。古本屋で。王子公園のワールドエンズガーデンで。
いつも寝ている猫の店主が、発情がキテルのかしらんウロウロと立ち歩いていたのが
ようやく定位置の寝台に寝そべったので、店主の頭の上らへんに手をついて下方の棚を物色してたら
思いっきり猫パンチを数回連続で食らわされました。久しぶりに受ける猫パンチ、嬉しかったデス。

本を読ま(め)なくなって久しいこのごろ。リハビリにちょうどいい軽さ、と、深さ。

2014/10/04

秋の展示。


出展しているグループ展ふたつが、どちらも10月1日から開催中です。

アート系小作品を集めたグループ展
「秋の展覧会」in Gallery3は、海岸通のオーチャードビルで。

■展示期間
10月1日(水)~10月13日(月)12時~18時

Gallery3
〒650‐0024 
神戸市中央区海岸通9 チャータードビル 2F・3F
TEL:078-392-2880
(10月8日まではプラスマイナスの岩橋良昌さんの作品展「祝・結婚記念岩橋良昌作品展」が大部屋で開催されています)


大御所写真家から写真好きの愛好家までが一堂に会する

KOBE*HEART「写真祭」VOL.2

は岡本とJR住吉のふたつのカフェで。

■開催日
2014年10月1日(水)〜31日(金)

■場所
住吉会場/caffè NEUTRAL(カフェ ニュートラル)
神戸市東灘区住吉本町2-1-17 TEL 078-811-8607
OPEN 9:00〜25:00
http://caffe-neutral.com/

岡本会場/Cafè Salon KOBE*HEART
神戸市東灘区岡本1-4-17オギタビルB1F
TEL 078-411-0073
OPEN 11:00〜21:00
火曜休

神戸方面にお越しの際はぜひお立寄ください。
画像はイメージ。どちらの出展写真にもヒトは写っていません。

2014/09/24

心変わり。

人というものはかくもあっさりと変心できるものなのか。。。
驚くほど薄ら寒い会話に、ただただ募る人間不信。


2014/09/20

彼岸モノクローム



暑さもこれまで。という彼岸を迎えて、すっかり季節が変わった。
そこはかとなく寂しい。








なんやかんやと共感したり、喜びだとか悲しみだとか気持ちいいことだったり苦しいことだったり、
いいねと思ったりよくないねと感じたり、そのような感情や感覚の共有をできる相手を求めたり、
なにかしら共通する思考や嗜好や志向や指向みたいなものを大事にしたいと思うことが、
始まりも終わりも、その瞬間とその向こう側は結局は「ひとり」の存在である人間が
生きている間に持つ本能的なコミュニケーション欲求であったり人を好きになることだと思って生きてきたのだが。
そうではないというのなら、自分はいったい何を求められていて何が必要だというんだろう。