2014/04/21

キャラメル・アップルなるもの。


うちのチビが、友だちから3ヶ月遅れの誕生日プレゼント、ともらった「キャラメル・アップル」
生のリンゴにキャラメルコーティングがしてあって、さらにチョコレートがびゅうびゅうふきつけられているという食べ物。
早い話が今ふうのリンゴ飴。



箱の側面に書いてあるとおりに切り分けていくも、包丁をいれるたびに外側のコーティングがぼろぼろと剥がれて無惨な状態になり。


中のリンゴはみずみずしくてなかなかうまくて、最初は一個ぐらいひとりで食べれるかもー。と言うていたチビも、
そのうちに「リンゴとチョコ別々に食べたい…」とか言い出して、2切れでギブ。

2014/04/11

次の季節。




散りはじめてからようやく春っぽい天気になって、もう葉のほうが多くなった公園の桜の下で
舞い散る花弁を眺めながらの昼ごはん。2日続けて。
強い風にあおられて真横に吹き流される花弁の向こう、公園の端っこに見たことのあるオッサンがいるなと思ったら
昨夏突然閉店してしまった隣のフレンチのシェフだった。

久しぶりですやんか−お元気ですか?また今日はなんでこんなとこに?とか言うてたら、
近くのフレンチの店が移転するらしいっていうので、空くのなら物件をそのまま引き継いで
また店を始めようかと思って視察。などと。
年末にいきなり訪ねてきてくれたときも、閉店はちょっと早まったかなあと後悔してる、とか言うてたけれど
えらい早い再開の動きにまたびっくりさせられるけれども、嬉しいお知らせ。
しかもまたこの界隈での再スタートを考えているようで、見に行くと言うてる場所も前よりは人通りも多く。
こんどは最初からもうちょっと高めの値段設定したほうがいいですよー、と、
あんまり高いと客としてはしょっちゅうは行けないけれども、継続本位での助言をしてみたり。


ちょっと凹んで田舎にひっこんでしまっていた別のオッサンも、今月からまた市内に出てきて拠点を開いたとのお知らせ。
状況が好転しての動きではないとのことだけれど、好転を期しての動きはしんどいかもしれないけれど、
ただじっと耐えているような動かない状態よりも、たぶんオッサンにとっては意味のある「動き」と思える喜ばしき知らせ。
桜が散ればもうすぐに次の季節、新緑のころ。久しく聞かなかったいい知らせに、ひとごとながら胸が踊る。
まだまだお寒いかぎりの自分ごとも、なんとなくなんとかなりそうな気にさせてくれるじゃないか。



2014/04/01

卯月朔日。



今年も変わらず桜は咲く。
寒い日続きで今年は見ることもないかと思っていたのが予期せぬ展開。
いきなりの開花にぎりぎりで間に合った感じ。
桜は二週間で散っていくのだとしても、心のうちにある花はずっとそのままで。

2014/03/29

木蓮の散る坂をくだってきみに逢いに行く。




春の日。
もどりつけば、片づけそこねたコーヒーカップがからからに乾いてぽつりと佇む。


この感じだろ?

2014/03/28

使われなかった五千円札ぶんの30分かそこら。


ひと晩他の人の手にあった五千円札が使われることなく手許に戻る。



誕生日の人を囲む華やかなテーブルと、去ってゆく人にありがちな挨拶をする上司の言葉を神妙に聞く10人グループに挟まれて
微妙な空気を漂わせながら1+1+1+2人の飲み会はさほど実のない話を肴に粛々とすすみ、スペインワインのボトルが空になる。




使わなかった紙幣をわざわざ返しに足を運んでくれた人に、その費やした時間と移動の労力を、
ただ一枚の紙っきれを元の持ち主の手に戻すためだけというような無駄なものにはしたくはなくて、すごく好きな本を見せたりする。
本物を「本物」とわかる人との感覚の共有は、短い時間であってもとても豊かで、なにかしら大事なものがつまっているような気がする。



2014/03/24

溜息。

先日会ったばかりの熊本から来た写真家氏から電話がありました。ついさっき。
「オレ、またはいってんだよー。病院からだよ」って。
大阪で会ったしばらく後からブログが更新されなくなってどうしたのかしらんと思ったりもしながら、
そのあたりからずっと自分自身がやりきれない日々が続いて人のことを気にかける余裕もなかったので忘れがちだったけれども。
すごく腹が立つ相手の家に木刀を持って殴り込んでガラス叩き割ってやったの、ハハハ。警察10人くらい来たよ。おかげで2級になっちゃった。国から1年に90まんえんもらえるんだー。
って笑ってたけど、内心はどうなんだろう。
「だめですよ、もう少し世の中と折り合いつけないと」などと言いながら、頭のスミでちょっと怖いなあと思ったのも本当。
7月くらいにさ写真展やりたいんだよー大阪でどっか探しといてくんない?こないだの食堂みたなとこでもいいの。って言うので、
どんなとこでもそんなに暴れる人は紹介できないすよ。って言ったけど、本当にいい写真を撮るのでできれば多くの人に見てもらいたいものだなとも思う。
ただ、申し訳ないけれど今のところは自分のことでせいいっぱい。彼のためには動けないと思う。ごめん。
何にそんなに腹がたってなんでそんなに暴れたのか理由は詳しくは知らないけれど、
抑えきれないほどの衝動があったのか、誰にでもあるそんな衝動を抑えられないから病気なのか、それもよくわからない。
ただ、写真をみるかぎり、ものごとの機微や僅かな季節のうつろいや微妙な光の加減をとらえることができるような
繊細な感覚と神経をもちあわせているのだろうと思えて、ただの暴れん坊だとは思えないのだけれど。


言いたいことがうまく言えず思うことをうまく伝えられず、そのたび誤解されたり相手を傷つけたり自身が傷ついたりして
吐き出さぬようにいらぬことを言わぬようにと飲み込んでいるうちに心のなかには澱がたまって自家中毒を起こす。
自分自身はけっして暴力的にはならないけれど、あーしんどいなあ。と、気づかぬうちにため息まじりに声に出してしまっていて、
電車のなかで前の席に座った人にぎょっとされる。あ、違うんです。と、席を立とうとする人を苦笑いで制して次の車輛に移る。
しんどいのは身体じゃなくてハートのほうです。と、こんどは声に出さずにつぶやきながら。
ああ、しんどいなあ。