2016/08/19

甲斐。

自分にできることなどたかがしれているけれど、
それでも自分だからできることも少しはあったりするようで、
できることいいと思うことをすることが誰かの何かの役にたつのなら喜ばしい。
自分が関わることで少しでも良いものができるのならそれほど甲斐があることはないし、
何かを創り出すことを共有できる幸せであったり、ひとの役にたてる喜びは、
「仕事」とは違って金銭や報酬でははかれない価値があるものだし、
仕事などとは思っていないからこそできることだったりもする。



日々、使い捨ての道具のような甲斐のない「仕事」ばかりしていたりするなか、
それができあがった瞬間に、感極まって涙する人をみて
手伝わせてもらえて本当に良かったと思えて報われる。

関わらせてもらえたことに深く感謝。

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宮本ミント (著)

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2016/08/11

役目



フライパンを新調した。
焦げつくばかりになってしまったけれど、
何年もいくつもそれが作ってくれたのは料理だけではなくて
たとえそれが役目を終えたのだとしても
そんなに簡単に「終わったもの」だとして捨てられない。

写真を撮ることが創作の中心になっているんだとしても
文章を書くことも絵を描くことも音楽を演ることも、
自分の中で「終わったこと」だとは思えない。
本当に愛情を注いで好きになったものは死ぬまで変わらない。
想いが本物だったからだし、どれもやり遂げてはないからだ。