2017/09/20

snap/からほり商店街

松屋町筋から上町筋にかけて、東西にのびるずうっと坂道の商店街。
独立してすぐのころ、商店街の中にある「こんぶ土居」のパンフレット制作のお手伝いをさせてもらってから
ちょこちょこ歩いていたのだけれど、この10年くらいは足が遠のいていて、しばらくぶりの訪問。




スーパーができると商店街は弱っていくのが常だけれど、「玉出」はそれほど脅威ではなさそうで共存している。


Tシャツの「お直し」てどうやってやるんだろう。職人技が見てみたい。



「MAC」で「ホワイトラブ」で「にぎやかなみせ」。



干物屋のおやじさんは直角に頭を垂れる。




毎日が「おつき愛」。



懐かしい「こんぶ土居」。旧商家の蔵そのままの佇まいは変わらず。



映画「プリンセス・トヨトミ」の舞台にもなった商店街の南北は、上町台地下の谷になっていて
あちこちに階段と仕舞屋が並び、「大阪」や「OSAKA」ではなく、「大坂」の風情を残す。
文学賞の冠になっている作家「直木三十五」記念館も、商店街のすぐ北の町家にある。

2017/09/18

snap/二度目のロバート・フランク展を観た後

映像作品を中心に観た二度目のロバート・フランク展の後。

















なんでかわかんないけどジェニファー・ローレンスが好きで。
低い声がいいのかなあ。

2017/09/17

ー拡がる彫刻ー熱き男たちによるドローイング展@BBプラザ

3ヶ月にわたる彫刻シリーズ展示、最後の「熱き男」は榎忠さん。






展示を観ながら写真を撮っていたら、予定されていた「工場見学ツアー」が台風のために中止になって、急遽展示会場でのトークに変更になったということでご本人が現れたので、流れでそのまま聴くことにする。
少しお話をされたあと、昨年開催されたスクラップ工場でのパフォーマンス記録映像をひたすら見るというトークショー。まあ映像の中で榎忠さんはいっぱい喋ってるのでいいんだけど。








無骨な鉄の切れ端とは違って、繊細な様相を見せる砂鉄の盛り上がり。
たまたま会場で会った友だちは、見慣れた砂鉄とは見た目の違う大粒の園芸用の赤玉土みたいなのも「砂鉄」なのかどうか?と
榎忠さんに質問をしようと、先客の質問者との長いお話が終わるのを待つ。
結局、最後まで質問はできなかったそう。笑



KIITOで開催中の「ロバート・フランク展」もそうだったけれど、本展示も撮影は自由。ロバート・フランクは入場料も無料。
運営者は大変だろうけど、鑑賞者にとってはそういう展示はとても心地いい。
SNSやブログで紹介された画像やエントリーを見て興味をもったり何度も観に行こうと思えるし
同じものを見ても日によって印象が違ったりすることを確認したりすることもできる。
特に写真を撮る人間にとっては、本格的な作家の作品を写真に撮ることができるというのはなにより嬉しいし、
作家のふところの広さと自信とか意気を感じて、ちゃんと撮らないとな、と身が引き締まる。

拡がる彫刻
熱き男たちによるドローイング展
9/28まで
BBプラザ美術館
神戸市灘区岩屋中町4丁目2番7号BBプラザ2F
TEL 078-802-9286

2017/09/08

lostdays 高鈴



京都出身の音楽ユニット「高鈴」が無期限の活動中止を発表した。
ヴォーカルのタカネがブログで活動休止に至る経緯と心境を綴っている。

→高鈴ブログ

今年5月、連休最後の日に京都RAGの周年記念のアヤヲと対バンのライブで観たのが
自分の中では(いまのところ)ヴォーカリスト・タカネの最後の姿になった。
バンドを解散して歌うことをやめていたアヤヲの、
すっかり元気になって歌うことの喜びをかみしめているようなステージの後、
周年イベントのトリをつとめる高鈴のライブになった。
一曲目の歌い出しから、声が出ていなくて音も外れていて、
これまで自分が知っていた一音一音を確かめるように丁寧に、伸びやかに歌うタカネとはまるで違う姿に
いたたまれなくて悲しくて帰りたくなっていたら、本人自ら演奏を止めた。
以前から喉の具合がよくないこと、ひどい花粉症で不調なことなどを説明し、
しばらく休憩したあと再開を試みたけれど、それでもやっぱりうまく歌えなくて
急遽、マイク、アンプを外して生声生音で歌うことに変更し、
今の状態で精一杯の歌声を聴かせてくれたけれど、
それはやっぱり自分が知っている高鈴のタカネの歌ではなかった。

歌がうまいヴォーカリストや売れている歌手や、歌うことが好きで歌っている人は世の中にいっぱいいるけれど、
自分の中では、高鈴タカネは「歌うべき人」として選ばれた人だと思っていた(アヤヲもそう)。
「嘆くギター」と出会ってから十数年、「愛してる」のMVに涙し、「ただひたすらに」に胸を打たれ
メジャーに行ったり独立したりの紆余曲折や、オーケストラや学生とともに演奏する姿をネット上で見つつ、
いつもいつも聴いているわけではないけれど、まる1日ずっと高鈴の曲を聴いていたいような日が
何ヶ月かに一度は必ずあって、ときおり宝物をいれた箱の蓋を開けるように聴いていた。

もう、生でその歌声を聴くことはできなくなってしまったけれど、
たぶんまた何ヶ月かに一度は無性に聴きたくなって、CDやネット上に残る高鈴の曲をずっと聴いていると思う。
また、ステージでその姿が見られる日が来ることを祈りながら。
素晴らしいヴォーカリストでした。


高鈴2013.03.29 @大阪MARTHA from TAKAGITO on Vimeo.


動画は2013年3月末、大阪MARTHAでのライブ。
前年に独立しアルバム「新世界」を発表し、「新しく生まれ変わった高鈴です」と言っていたころのもの。
iPhoneで最初から最後まで撮りっぱなしにしていた動画からの切り出し。
こんな日が来るとは夢にも思わず、まだ自分も無邪気に人を「愛してる」と思えていたり
単純に「ただひたすらに」人が好きでいられたころ。


2017/09/03

snap/神戸旧居留地


















陽が傾きはじめた時刻の神戸・旧居留地あたり。

信頼を失うことで損なわれた自信をとりもどす日々へ。
失われたときはもう元にもどらないし、
そもそもそれが本当にあったのかどうかもわからないし。