2018/10/29

fragment 街の断片

ギャラリー島田の3つの部屋で展示されている、全く異なる作風3作家の展示に圧倒されたあと、
北野坂から東に向かい、国体通りを通って春日野道まで歩く。
































陽が落ちるのが早くなった時期、自問しながら歩く、夕暮れ前の街の断片。

-----------------
【ギャラリー島田】
1F trois 藤飯千尋展  『最後の砦』 11月1日(木)まで
1F deux 松村光秀展  『寂滅為楽』 11月7日(水)まで
B1F un  伊津野雄二展  『還らざりしものたちへ』 11月7日(水)まで


2018/10/22

いつもの道

ほぼ毎朝通るいつもの道。
2018年、秋。















2018/10/17

手向け



日常に尾をひくような長く苦しい夢をみて目がさめた朝、仕事場へ向かう道の街路の根本に百合の花がひと茎置かれているのに気づく。
誰かが亡くなった事故かなにかへの手向けの花かとも思ったけれど、移転してから2年半、ほぼ毎日通っていたところで、そんな事故は記憶にないし、
それ以前にあったできごとへの供養の花かとも思ってみたけれどそれにしては無造作で、ひと茎だけというのも寂しい。
そんなことを考えながら通りすぎて、思い直してもどって写真に撮る。

姿形は変わらぬままで、中身がまるで別人のように変わってしまった人をそれでもそれがその人だとして、
以前と同じように思おうとしたけれど、求められたのはそれにあわせてこちらも変わることだった。
集団や世情にあわせて己を変えることがなかなかできないタチで、自発的な変化はあっても他者から強いられれて意識が変わることはまずない。
まして感情や心情といったものは、そうそう自分でどうにかできるものでもないわけで。
もう二度とシンクロすることがないだろう人に対する変わらぬ思いは、彼岸の人へのそれと同じとして喪失感をなだめすかす。
いまだに夢に顕在化しては胸をざわつかせる自身の意識下の変わらぬなにかも、もう迷うことなく彼岸へおくるべし、とひと茎の百合を手向ける。

2018/05/12

陽のあたらない商店街

昨年6月、阪急春日野道駅北東にある半数以上がシャッターを閉めたままの商店街でイベントを行った。
出店者のほとんどが本業を別に持っていたり、趣味とはいえ玄人はだしの技やセンスをもっていたりする人の
「食うため仕事」ではない本気が集まっていいイベントになった。
今年も来月9日に開催する予定で、SNSで出店者紹介をぼちぼちと始めているなかで
昨年に続けて、ダンスパフォーマンスで参加してくれる予定の古川さんに
「今年はどんな感じ?」と問うたところ、昨年と同じような感じで...という返答とともに
昨年のパフォーマンスの様子を記録していた動画があることを教えていただいた。

「寄り道ダンスパフォーマンス」 YUKI FURUKAWA+MIKI UERA

寄り道ダンスパフォーマンス from okatte on Vimeo.



雑踏のなかで突如始まるダンス。
初めは空間をあけて遠巻きに見ていた通行人も、パフォーマンスが進むにつれて
自分の歩きにもどったり他の出店に気をやったりしながらもその存在を受け入れて、
ダンサーの動きがその場にいる他の人々と同じく違和感のない地つづきになっていく。
発声に応えるじいさん、踊り続けるふたりのダンサーの間をすりぬけていくベビーカーと自転車。
演者とオーディエンスがきっちりと分けられて対面する舞台や、
同好者だけが集まるハコではけっしてありえない、
日常のなかにアート的なものが違和感なく存在した素晴らしいパフォーマンスだった。

約一年ぶりに見るイベントの様子だけれど、記憶していたよりももっと雰囲気がよくて
今回もまたどんなダンスを見せてくれるのか
来月開催の第二回目がますます楽しみになった。

2017/12/08


展示「100年工場とnewmodel」で上映していたスライドショー。


「100工場とnewmodel」デモ版0929 from TAKAGITO on Vimeo.

2017/10/11

展示【100年工場とnewmodel】のお知らせ



昨年中、3回にわたり非公開で行なったインスタレーションを再現展示いたします。
現代美術家・飯田真人の作品を、創業100年を目前に控え現在も操業中の工場においてみるというインスタレーションの撮影を担当。
今回、飯田さんの作品とともに、プリントとスライドショーで工場でのインスタレーションの模様をギャラリー内に再現します。

Gallery Ami-kanokoにて来週の月曜日(16日)からです。

【100年工場とnewmodel】
10月16日(月)〜10月28日(土)
12:00〜19:30(日曜休廊)

newmodel:飯田真人
photo:タカギトオル
direction:中島由記子(gallery Ami-Kanoko)

当ギャラリー中島由記子の発案で、
創業100年を間近に控え
現在もなお稼働し続けている工場に、
極限的な機能美を追求する飯田真人の作品「newmodel」を持ち込み
インスタレーションを試みた。
長い時間をかけて蓄積された
工場の埃や油のシミは、
異質なものでさえ難なく受け入れ、
異空間に置かれた美術作品もまた、
美術館で見せるのとは違った表情で
存在感を漂わせ始めた。
実業と美術のコラボレーションを
記録写真と現物による展示で再現します。

Galleryからのアナウンスはこちら→
Gallery Ami&Kanoko

大阪市中央区千日前1-2-6
近鉄・地下鉄 日本橋駅2番出口より徒歩1分、
なんば駅より徒歩5分