松屋町筋から上町筋にかけて、東西にのびるずうっと坂道の商店街。
独立してすぐのころ、商店街の中にある「こんぶ土居」のパンフレット制作のお手伝いをさせてもらってから
ちょこちょこ歩いていたのだけれど、この10年くらいは足が遠のいていて、しばらくぶりの訪問。
スーパーができると商店街は弱っていくのが常だけれど、「玉出」はそれほど脅威ではなさそうで共存している。
Tシャツの「お直し」てどうやってやるんだろう。職人技が見てみたい。
「MAC」で「ホワイトラブ」で「にぎやかなみせ」。
干物屋のおやじさんは直角に頭を垂れる。
毎日が「おつき愛」。
懐かしい「こんぶ土居」。旧商家の蔵そのままの佇まいは変わらず。
映画「プリンセス・トヨトミ」の舞台にもなった商店街の南北は、上町台地下の谷になっていて
あちこちに階段と仕舞屋が並び、「大阪」や「OSAKA」ではなく、「大坂」の風情を残す。
文学賞の冠になっている作家「直木三十五」記念館も、商店街のすぐ北の町家にある。
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